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ACケーブル、コンセントプラグ極性表示の見方
コンセントプラグですが、プラグの頭の部分に▽のマークが記載されています。記載されている方がグランド(アース)側になります。 ▽のマークは、コンセントを上から見たところに記載してあったり、表面から見たところに記載されていたり様々です。

ケーブルについては、グランド側に白線が入っており、白線が入っている方がグランド(アース)側になります。
この白線は、ケーブルの種類によって全くない場合がありますが、白線のないケーブル良く見るとケーブルの継ぎ目の線が薄っすら見えます。 そちら側がグランド(アース)側になります。
もしかしたらプラグ部、ケーブル部に全く印ののない規格外のケーブルが存在する可能性はないことはないと思いますが、オーディオ機器では全く印のないものはないと思います。

極性を調べる方法
基本的には、壁コンセントの壁コンセントのプラグの差し込み孔の長さの違いを見るだけで問題ないと思いますが、稀に壁コンセントの極性が逆に接続されている場合があります。
一応、壁コンセントの極性があっているか、調べていた方が良さそうです。
そこで極性を調べる方法をご紹介しておきたいと思います。
1つは、検電ドライバーを使用する方法です。
検電ドライバーは、透明の小さなマイナスドライバーの中にネオン管が中に入ってるドライバーです。 このドライバーをコンセントの穴に差込み、ドライバーの頭の所を指で押さえると、ネオン管が点灯しAC100Vが通電していることがわかります。
このネオン管が点灯する方が(Hot側)電気が通っている方で、ネオン管が点灯しない方はアース(接地)側です。
普通なら、差し込み孔の長さが短い方になるはずで、逆なら壁コンセントの元が間違えて繫がれていることになります。
この原理は簡単で、ドライバーの頭を押すと電気が人の体を通って流れるので電球が光るということです。つまりアース(接地)されるということです。
検電ドライバーは、ホームセンター等で400円程度で販売されています。 極性の判断は、ケーブルタップなどを使用したときに難しくなることがあるので、1つ検電ドライバーを持っていても良いかもしれません。
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検電ドライバーの使用上の注意点
必ず壁コンセントに直接使用してください。 コンセントプラグを付けて使用したり、コンセントを付けたケーブルを直接調べたりすると感電することがリますので、大変危険です。 検電ドライバーの使用は、以上のことをお守りください。
もう1つの方法は、テスターを使用する方法です。 テスターをAC(交流)レンジにして、リード棒の片方をコンセントの片方の穴に差し込んで、もう片方のリード棒をコンセント横のの壁あるいは床などにあてます。 その時の電圧を測ります。 電圧の高い方がHot側で、電圧の低い方がグランド(アース)側になります。 恐らく電圧値は、100倍以上の差があると思います。 コンセントにあてるテスターのリード棒の色は、電圧の差を見るだけなのでどちら使用してもかまいません。
その他に極性を調べる方法はいろいろ存在すると思いますが、基本は上記の方法と同じだと思います。
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