アナログ (序章)

オーディオにディジタル・メディアが普及していくと、LPレコードのようなアナログメディアはなくなるだろうと予想されていました。
しかし、現在でもLPレコードのようなアナログが存在しています。
CD(コンパクト・ディスク)が登場して以来、長い間プレスが減り続けていたアナログ・レコードですが、最近になり増加傾向です。
渋谷のタワーレコードに新たにアナログコーナーができたり、アナログレコードが以前より注目されるようになりました。
最近ではCD以上のクオリティのハイレゾ音源まで登場し、周波数特性が2Hzから100kHzまでフラットで記録できるようになり、アナログレコードを圧倒するぐらいの高品質な音源にまで発展しています。
そのような状態の中で、いまだにアナログレコードそれを再生するレコードプレーヤーは、現在のオーディオに重要な位置にあります。
アナログにはディジタルでは実現できない魅力があるのは間違いありません。
その魅力は何か? 私なりの考えを載せていきたいと思います。
オーディオを趣味とする人に、アナログの魅了を知っていただければ幸いです。