スピーカー・システム （序章）
オーディオ機器でスピーカーを変えると音がガラット変わるので、スピーカーはオーディオで最も重要な機器です。
音の出口であるスピーカーは、オーディオの音質・音色を左右する最も重要な部分で、オーディオで最も面白い部分でもありま す。
電気機器であるオーディオの中でスピーカーは、電気機器でありながら、スピーカーボックスに木材を多く使用し、その響きを利用して音を増幅するという、普通の電気機器の中では、かなり異例の存在です。
スピーカーは、電気を音に変換するのにスピーカー・ユニット（フルレンジ、ウーハー、ツィーターなどの部品）、だけでは音が小さく、大きな音を出すためには必ずスピーカー・ユニットをスピーカーボックスに埋め込む必要となってきます。
スピーカーボックスの共振を利用して大きな音を出すのが目的のスピーカーですが、このボックスが特定の固有振動が発生するゆえに音にキャラクターが付いてしまいます。
現在どのようなタイプのスピーカーでも、そのスピーカー特有のキャラクターが付くので純粋な電気変換機とはいえなく、音楽を奏でる楽器の要素が含まれます。
電気変換機と楽器の要素をもつスピーカーは、オーディオの中でも最も趣味性の高い製品だといえます。
世の中には、ろいろな考えからスピーカーが製作され、たくさんの種類のスピーカーが存在しており、オーディオをより一層楽しいものにしているものだと思います。
私がオーディオで最も好きなのがこのスピーカーで、スピーカーに関して多数の意見や考えを持っています。
スピーカーについては、かなり多くの記事を掲載していこうと考えております。
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