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BOSEの製品は、常にユニークで常識を打ち破る存在
BOSEは、常にユニークな発想の製品を発売して、常にオーディオに新しい考えを展開するオーディオ・メーカーです。
BOSEは、現在のようにオーディオで音場再生が当たり前になっている以前から、音場再生を注目したり、大型の製品こそが高品質なオーディオという時代に、小型で高品位なオーディオの製品を展開しました。
従来のラジカセの音質の常識を完全に打ち破った、本格的なオーディオ再生ができるラジカセをいち早く導入した実績もあります。
また、ほとんどの人がカーステレオでは、高品質なオーディオ再生は無理と考えているとこに車の中では人の頭の位置が固定できるので、それこそがオーディオにとって理想的な空間だと展開したりして、常に逆の発想を展開し、それを製品で証明したメーカーでもあります。
最近では、ノイズキャンセルリング・ヘッドホンを販売するなど、常に新しいオーディオを展開しています。
また、他にはないおしゃれなデザインもBOSEの特徴といえるでしょう。
BOSEは、常に新しいオーディオに挑戦して常識を打ち破ってきた大変優れたところがある大変好感が持てるオーディオ・メーカーだと思います。
それらの数々の実績がBOSEというオーディオブランドの魅力で、ヘビーなオーディオ・ファンだけでなく、一般の若い人の間でも大変人気のあるメーカーになっています。
1964年にBOSEは、マサチューセッツ工科大学(MIT)の教授のアマー・G・ボーズ博士により創立されて以来、成長を続け現在最も成功したオーディオ・メーカーの1つといえます。
変わってしまったBOSE
オーディオで大変な実績をもち、現在では知らない人はいないぐらい有名ブランドになったBOSEですが、最近びBOSEの製品を見ていると、かつてBOSEの製品とは随分か変わってしっまったように見えます。
現在では家電量販店へ行けば、いつでもBOSEの製品で音楽が流されています。
その流されているBOSEの製品の音を聴くと、BOSEは変わってしまったと感じてしまいます。これは、私だけが感じていることかもしれませんが、かつてのBOSEがオーディオに与えた影響はたいへん大きかったゆえに特に残念だと感じてしまいます。
最近のBOSEしか知らない人には、
『BOSEが変わってしまった』
ということにピン来ないことかも知れません。
そこで、かつてのBOSEがどのようなものであったかを、私がBOSEで経験したことや感じたことをお話していきたいと思います。