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あの『ボーズ・サウンド』がなくなった!
それから、家電量販店などで何度もBOSEの製品を視聴する機会がありました。
キューブ型のスピーカーや、低音を再生する金属の筒のようなスピーカーなど様々なBOSEの製品を視聴しることができました。
視聴した感想は、
低音にしまりがなく全体の音がぼやけているような感じの音です。 高音と低音がバラバラのような感じもしました。 (あくまでも個人的の感想です。BOSE業務用の場合は違う可能性があります。)
『これが本当にBOSEの製品なのか?』
というのが正直な印象です。
最新のBOSEのラジカセに関していえば、
『嘘だろう とてもBOSEとは思えない』
という感じです。
以前ウッドパネル付きのボーズを聴いたときは、音の好き嫌いは別にして時代によるBOSEの新しい音の主張なのかなと思いましたが、現在のBOSEの音には主張のようなものが感じられません。
最近の人は、
『このBOSEの音に、本当に納得しているのだろうか?』
とも思いました。
現在のBOSEの製品には、
『明るく明快で音抜けが良く、パワフルで歯切れの良い音』
が全く感じることができません。
それどころか、音に対してのこだわりを全く感じられなくなりました。
あれほど感動した『ボーズ・サウンド』は何処へいってしまったのでしょうか?
私は、たいへん残念に思います。
それぐらい私にとって、かつての『ボーズ・サウンド』は忘れることはできません。
時がたちかつての設計者が引退したからでしょうか?
会社が世界的に大きくなったので、会社の体制が変わってしまったのか?
グローバル化が推進したために、製造工場が移転したからでしょうか?
BOSEのサウンドが変わってしまった原因は全く不明です。
『ボーズ・サウンド』を知らない人には、理解しがたいことかも知れません。
しかし、1980年代のぐらいのBOSEを聴いた方は、私がいっていることが理解できるのではないでしょうか!
『ボーズ・サウンド』をもう1度!
私は、今後のBOSEに
オーディオファンだけでなく、たくさんの人たちが愛した
『明るく明快で音抜けが良く、パワフルで歯切れの良い音』
あの『ボーズ・サウンド』の復活!
を心より深く望んでいます。
もう1度、『ボーズ・サウンド』を聴いてみたい!と思います。
おわり