File No.17((全5ページ) JBLハーツフィールドについて(1)  -スピーカー-

JBLのハーツフィールドというものは何か?

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JBLハーツフィールドについて(Hartzfield)

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JBLハーツフィールドとは

JBLのハーツフィールドは、オーディオの名機としてオーディオファンに大変人気があるスピーカーです。

ハーツフィールド(Hartzfield)は、JBLの創立者のJames B. Lansingの設計したユニットを使用して、JBLの主任技師であり工業デザイナーであったビル・ハーツフィールドが製作した、クリップッシュ・ホーン型のコーナー型オールホーンシステムのスピーカーです。

JBLD30085 Hartzfield画像
JBL D30085 Hartzfield

このスピーカーが製作されたのは、1950年代だったと思いますが当時の雑誌で『夢の究極のスピーカー』として評価され、現在でもオーディオファンの憧れのスピーカーとして君臨しています。

このJBLのハーツフィールドの詳しい歴史的な背景や、ユニット性能については他のサイトに詳しく掲載されているので、それらについてはそちらにのサイトにお任せするとして、

ここでは、

  

『JBLのハーツフィールドというものは何か?』

というものを掲載していきたいと思います。

ハーツフィールドとは

JBLのハーツフィールドは、クリップッシュ・ホーン型のスピーカーをモデルにして製作されています。 このクリップッシュ・ホーンというのは、すべての再生帯域をホーン型のスピーカーユニットを使用したオールホーンシステムという特徴を持ちます。

ホーンシステムは、スペースの関係から折りたたみがホーンになって小型化されておりますが、それでもかなりの大型のスピーカーシステムになります。

ハーツフィールドは、部屋のコーナーに配置して使用するコーナー型のスピーカーで、床や壁など部屋全体を利用して音を聴かせるスピーカーです。

これらのコーナー型のスピーカーは、非常にスケール感の大きいダイナミックな音がするのが特徴になります。

このような音は、たいへん魅力があり、一部のオーディオファンが好むことが理解できす。

これらのコーナー型のオールホーンスピーカーが登場し、オーディオファンに愛された理由は、当時の時代背景があると思います。

ハーツフィールドが登場した時代背景 つづく



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