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JBLハーツフィールドとは
JBLのハーツフィールドは、オーディオの名機としてオーディオファンに大変人気があるスピーカーです。
ハーツフィールド(Hartzfield)は、JBLの創立者のJames B. Lansingの設計したユニットを使用して、JBLの主任技師であり工業デザイナーであったビル・ハーツフィールドが製作した、クリップッシュ・ホーン型のコーナー型オールホーンシステムのスピーカーです。

このスピーカーが製作されたのは、1950年代だったと思いますが当時の雑誌で『夢の究極のスピーカー』として評価され、現在でもオーディオファンの憧れのスピーカーとして君臨しています。
このJBLのハーツフィールドの詳しい歴史的な背景や、ユニット性能については他のサイトに詳しく掲載されているので、それらについてはそちらにのサイトにお任せするとして、
ここでは、
『JBLのハーツフィールドというものは何か?』
というものを掲載していきたいと思います。
ハーツフィールドとは
JBLのハーツフィールドは、クリップッシュ・ホーン型のスピーカーをモデルにして製作されています。 このクリップッシュ・ホーンというのは、すべての再生帯域をホーン型のスピーカーユニットを使用したオールホーンシステムという特徴を持ちます。
ホーンシステムは、スペースの関係から折りたたみがホーンになって小型化されておりますが、それでもかなりの大型のスピーカーシステムになります。
ハーツフィールドは、部屋のコーナーに配置して使用するコーナー型のスピーカーで、床や壁など部屋全体を利用して音を聴かせるスピーカーです。
これらのコーナー型のスピーカーは、非常にスケール感の大きいダイナミックな音がするのが特徴になります。
このような音は、たいへん魅力があり、一部のオーディオファンが好むことが理解できす。
これらのコーナー型のオールホーンスピーカーが登場し、オーディオファンに愛された理由は、当時の時代背景があると思います。