File No.059-1(全9ページ) スピーカーの種類と選び方(1) -スピーカー-

スピーカーの種類と選び方について解説しています。

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スピーカーの種類と選び方

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File No.59 / 01

スピーカーの種類

音を再生するスピーカーには、さまざまなタイプのスピーカーが存在します。

プルレンジスピーカーや、3Wayスピーカーなど、いろいろのタイプのスピーカーが存在するなか、自身にとって最良のものを選ぶことはたいへん難しいことだと思います。

また、スピーカーの種類といっても、様々な形や方式があり全てを細かく分類していくことは大変難しいものです。

スピーカーの理想とは

音を再生するスピーカーの理想は、自然界の音をそのままの状態で再生することです。

しかし、スピーカーには電気的・機械的・時間的、空間的、制限を受けます。

時間的、空間的の制限は、どのようなことにもあるので無視しなければなりませんので、電気的・機械的の制限が重要になってきます。

スピーカーの電気的・機械的の制限の為に自然界の音を全てを再現することは出来ません。

そこでスピーカーは、人の視聴帯域である20~20,000 Hz全てをフラットに再生するのが理想ということになります。

スピーカーの音源は、1つスピーカーユニット(フルレンジ)で20~20,000 Hz全てを再生するのが理想なのですが、現在のスピーカーの技術的限界の要因から現実には製作が難しいので、20~20,000 Hzを特定の周波数の各ユニットに分割して再生する方法が使用されています。

今のスピーカーの技術では、1つの種類のスピーカーで完全な音をもつものは製作できなく、良い音と感じるある音の部分が立てばある部分が下がってしまうというのが普通です。

多数の種類のあるスピーカーは、全ての音が違い、各メーカーが良い音というもの考えが様々なスピーカーとして形になって出来上がってきています。

良い音のスピーカーは、スピーカーの種類による得意な音の部分を引き上げ、苦手な音の部分を最小にすることを努力することでで、なるべく癖をない音に仕立てることだと思います。

各スピーカー製作メーカーが。良い音質を真剣に考え設計・製作されたスピーカーは、自身の音の好みは別として大変勉強になります。

音の出口であるスピーカーは、最も音の差が大きくでるオーディオ機器といえ、優れたスピーカーから再生される音を聴くと製作者の音に対する考えや気持ちがリアルに伝わってきて感動すらします。

オーディオが大変楽しく感じられるのは、製品から製作者の意気込みや気持ちが見えてくるからでしょう。

スピーカーというのは、最も製作者の気持ちの伝わりやすい大変楽しいオーディオ機器のひとつです。

さまざまな種類のスピーカーの写真
さまざまな種類のスピーカー

スピーカーの種類について

スピーカーの種類については、フルレンジ・スピーカーと3Wayスピーカー、密閉型とバスレフ型、ハードドームとソフトドームなど、いろいろな分類方法があり様々な特徴があります。

細かく分類していくと、さまざまな特徴が被っていたりして、なかなか分類していくことは難しいものです。

ここでは、たくさんの種類のスピーカーの中でも。フルレンジスピーカー、2wayスピーカー、3Wayスピーカー、4Waysスピーカー、ホーンスピーカー、コンデンサースピーカー、無指向性型スピーカーの特徴を考えたいと思います。

たいへん大まかなスピーカーの分類でなので上記に上げたスピーカーでも、特徴が重複しているものもあり正確に分類できるものではありませんが、一応、形状的見て特徴が異なると思われるものを分類することにしました。

現在ではスピーカーの種類は偏っており、開発に時間とお金のかかるようなスピーカーは、ほとんど生産されていないようです。

上記のスピーカーの中で自身にとって理想的に思えるスピーカーであっても、現在では購入することができないものも多くあります。

魅力があると思えるスピーカーの種類であっても、異常なぐらい高価であったりして購入するには至らないスピーカーが多く存在しるのが現状だと思います。

現在のオーディオ事情ではスピーカーの内容(物量)に対して価格が、あまりにも高価すぎる感じのスピーカーが多いように感じられ残念です。

このような感覚は、あくまでも個人的な感覚になりますが、現在発売されている多くのスピーカーをよく観察することで理解できるのではないかと思います。

それでは、さまざまなスピーカーについて解説していきます。

フルレンジスピーカー つづく



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