File No.67-11 オーディオセッション in 大阪 2017 レポート(11) -その他-

オーディオセッション in 大阪 2017 レポート(DIATONE,DS-4NB70)

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DIATONEの視聴会

日本で50年以上のスピーカーの研究・開発の継続していた日本を代表とするスピーカーメーカーの『DIATONE』ブランドでしたが、2000年ごろには新しいグローバルによる経営方針により、スピーカーの開発を捨て去ってしまいました。

その後、僅かながらの技術者たちが、関連会社へ移りスピーカー製作を続けていたのが現、 新生のDIATONEのスピーカーです。

現在は、かつてのような充実した製造技術はなくなってしまいましたが、オーディオが心から好きな技術者たちが、スピーカーの研究・開発に挑んでいるようです。

▼DIATONEの視聴会(1)(youtude)

オープンリールを使用するなど、スピーカー開発をするための音楽ソースなどが、非常にセンスが良いと思いました。

▼DIATONEの視聴会(2)(youtude)

このイベントでDIATONEを開発している技術者たちを見ていると、現在でも昔のDIATONEの空気が残っているように感じられました。

もう一度、日本を代表とするスピーカー・メーカーに返り咲くことを期待します。

最後に

近況になって、大手の日本の家電メーカーのオーディオへの再参入が目立ってきています。

しかし、20年前からグローバルを推進することでオーディオの国内で研究・開発を軽視したことの技術力の低下は否めないのが正直なところではないかと思います。

20年前の日本では10万円ぐらいのオーディオ機器が、現在では100万円を超える製品も少なくありません。

これは、明らかに日本の工業の技術力が低下しているということを表しているものだと思います。

大手の日本のオーディオメーカーは、大手メーカーでしかできない基礎研究の充実した製品を再び研究・開発を目指して欲しいものです。

オーディオのブランド名が顕在でも一度、捨て去った製造技術は二度と戻ることはありません。

スピーカーであれば、もう一度60年前の16cmのフルレンジ。スピーカーを製造した時に戻り、基礎研究を充実させてから新たにオーディオに参入して、日本の大手のメーカーしかできないオーディオを完成させることで、日本のオーディオ技術の不動の地位を確立して欲しいと願っています。

『オーディオセッション in 大阪 2017のレポート』は、このページで終了ですが、同時開催の『大阪ハイエンド・オーディオショウ 2017』へと戻られる場合は、次のファイルの

File No.66-1 『大阪ハイエンド・オーディオショウ 2017』

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上記のFile No.66-1 『大阪ハイエンド・オーディオショウ 2017』をクリックすると飛ぶことができます。

                                 おわり

                         



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