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ケーブルの極性表示だけでは、わからない
オーディオ機器のほとんどが極性表示されており、極性どうりにプラグを繋げば、ほぼ間違いありません。
しかし昔のオーディオ機器の極性を合わせて音質を確認していくと、どう考えても極性が逆ではないかと思える機種が出てきます。
何度確認してもケーブルの極性が逆の方が音質が良く、極性が逆になっていると思われます。 原因は分かりませんが、一部の古いオーディオの機種の中にケーブルの極性が逆の機種があるのではないかと考えています。
ごくわずかな例だと思いますが、ケーブルの極性表示が、100%極性が正しく表示されているとは限らないということを少し頭に入れていた方が良いのではないでしょうか?
実際に、実験して判断してほしい。
電源の極性で音が変わるというと、眉唾みたいに必ず技術系の人から批判があります。
日本の電気機器の動作は極性関係なく設計しているので、極性を変えても変わらないし、極性で音は変わらないという批判があります。
設計がどうであれ、プラグをひっくり返して繋ぎオーディオを聴くと、間違いなく音は変わります。
極性は、正や逆どちらが良いというのではなく、極性を合わせないと本来のオーディオの能力を発揮できないといった方が正確かも知れません。
極性で音質が変わることを眉唾と考えている技術系の人は、実際に実験してから判断してほしいと思います。
かつて、CDが発売された当時、CDはディジタルなので計算機と同じなどで『機種ごとに音質の差はない』といっていた技術者たちは、現在では『機種ごとに音質の差はない』とは言えないでしょう。
日本の標準が3Pのコンセントあれば、プラグの極性を全く気にする必要はなかったのですが、残念ながら日本では2Pのコンセントが標準になっているので、どうしも間違えて極性を反対にしてプラグを繋いでしまいがちになります。
『オーディオにとって極性合わすことは、大変重要な要素です。』
もしオーディオ機器メーカーが、ACケーブルの極性をあまり考えずに設計しているとしたら、音質を考えないオーディオ・メーカーと考えられるので、私はそのオーディオ機器メーカーの機器を信用できません。
最後に
ACコードのプラグの極性を合わすのは、大変簡単で音質改善の効果も高く、費用も全く必要としません。
オーディオの音質改善するために、いろいろなアクセサリー類を検討する前に 是非、ACコードのプラグの極性を合わしてみてはいかがでしょうか?
必ず音質改善の効果を発見でき、オーディオの世界の楽しさが一層広がることだと思います。
おわり