File No.43/ 04
最高の音質クオリティの維持する流れ
最高のクオリティを維持すると考えられる流れ図を掲載します。
流れについて若干の前後の違いはあると思いますが、録音から最終的にパッケージメディアに流れていくことは間違いないと思います。
アーティストが演奏したものを録音し、編集、ミックダウン、ミックスダウンした音源をマスタリングしてプレス用マスターに仕上げ、最終的にCDなどのパッケージメディアを製作する流れになります。
CDの場合

録音⇒編集⇒ミックスダウン⇒マスタリング⇒プレスマスター⇒CDまで全ての工程を16bitPCM音源に固定して維持することが音質的に最も優れている。
SACDの場合

録音⇒編集⇒ミックスダウン⇒マスタリング⇒プレスマスター⇒SACDまで全ての工程をDSD音源に固定して維持することが音質的に最も優れている。
DVD-AUDIOの場合

上記のフローチャート(流れ図)示しているように入力から出力まで他のフォーマットに一切変換しないのが、音質のクオリティが最高になります。
録音部分については、さまざまな方法があるので完全な理想的な方法で録音することができないかも知れませんが、一度録音部でDSDや24bitPCM、16bitPCMのデータにしたら、そのデータ形式で最後まで維持することが音質クオリティを保つ上でたいへん重要です。
入口から出口までフォーマット変換しないで、最終のパッケージメディアに仕上げるのが音質クオリティが最も良いと考えられます。
ここでは、音質のクオリティだけを論じておりますので、編集のしやすさやマスタリングのしやすさなどの部分は一切考慮しておりません。