File No.7(全1ページ) アナログ・ハイヴィジョン -ヴィジュアル-

アナログ・ハイヴィジョンの画質

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アナログ・ハイヴィジョン

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File No.07

ハイヴィジョンの映像は、感動そのものだった。

現在のハイビジョンといえば、地上ディジタル放送やブルーレイ・ディスクなどのディジタル・ハイヴィジョンををいうのが普通です。

しかし、現在のよなディジタル・ハイヴィジョンが普及する以前は、アナログ・ハイヴィジョンというのが存在しました。

すでに忘れ去られてしまったアナログ・ハイヴィジョンですが、この画像を実際に見た人はどれぐらいいるでしょうか?

私が初めてハイヴィジョン(アナログ)を見たときの『感動』は、今でも忘れられません。

それは確かソニーが大阪(梅田)の駅の前で、開催していたイベントだったように思います。 50か60インチぐらいのハイヴィジョンモニターから写し出された映像は、まるで写真のように色が鮮明で美しく、そのリアルさに驚がされました。 これは凄いと『感動』させられました。 (ハイヴィジョン・モニターに関しては、もっと大きかったかもしれません。)

ハイビジョン・モニターは現在のような液晶モニターやプラズマ・モニターでなく、アナログのブラウン管のモニターでした。 最もハイヴィジョンの実験放送が始まった当時は、液晶やプラズマ・モニターなどは存在しませんでした。

動画の主流がビデオで、その時の最高画質はレーザーディスクの映像だったときに見たハイヴィジョンの映像は、私の脳裏に焼きつくぐらい感動させられました。

NHKの実験放送が開始されているのはということは知っていましたが、実際にハイヴィジョンの映像を見たのはありませんでした。 実際の映像を見たときにこんな凄いものがあるのかと思いました。

ハイヴィジョン映像が簡単に見れる時代になった。

それから、かなりの時間がたちディジタル放送が主流となり、ハイヴィジョン映像が簡単に見ることができる時代になりました。

私自信ディジタル・ハイヴィジョンで放送しているのは知っていましたが、そんなに興味がなかったので、実際にディジタル・ハイヴィジョンを映像を確認したのは、ブルーレイ・レコーダーが普及してきたときぐらいからです。

私が初めてディジタル・ハイヴィジョンの映像が見たのは、大型家電店で大型液晶モニターあういは大型プラズマ・モニターに写しだされている映像でした。

はじめで見たディジタル・ハイヴィジョンに感動はなかった。

その時の印象は、『こんなものかな!』という感じで、アナログハイヴィジョン見た時のような感動はありませんでした。

確かにDVDなどに比べ画像は、解像度が大幅に上がり全体に綺麗になっていると思いますが、

『全体に青っぽくシャープですが、リアルな感じがしないという』

のが、初めてディジタル・ハイヴィジョンの印象です。

もし、私が過去にアナログ・ハイヴィジョンを見ていなければ、また違う印象だったかも知れません。

アナログ・ハイヴィジョンは、画質が悪いからなくなったのではない

ここで、言いたいことは、

 

『アナログ・ハイヴィジョンは、決して画質が悪いから無くなったのでない!』

                           

と言うことです。

 

アナログ・ハイヴィジョンは、ディジタル・ハイヴィジョンに比べると5倍以上の情報量が必要であり、多数のチャンネルの放送が難しいことや記録することがディジタル方式より難しかったからだと思います。

現在社会で合理性のみを求めるのは当たり前のことかも知れませんが、もともと存在した優れたものがなくなってしまうのことは大変残念なことです。

現在より画質では優れていたフィルム(銀塩)カメラやアナログ・ハイヴィジョン映像、アナログ・ブラウン管テレビの存在が忘れられていくのは寂しく思います。

このことは、現在のオーディオの世界でもいえることではないでしょうか?

現在、スペック上では最高と考えられるハイレゾ音源を知るには、過去のアナログ音源を知る必要があると思います。

     

         

                                                           

おわり



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