File No.79-9 ハイエンド・オーディオショウ 2019 - 大阪 レポート(9)  -その他-

大阪ハイエンドオーディオショウ 2019 レポート(Data Gate / FuhlenCoordinate / TRIODE)

Home >others >File No.79-9

11 / 09
others_tag
File No.79 / 09

データゲートの視聴会

▼ Data Gateの視聴会 (YouTube)

Data-Gateの視聴会です。

データゲート(YARLAND JAPAN)の真空管ナンプの音は、どこか懐かしさを感じさせますね。

Data-Gateの出展オーディオ・ブランド

YARLAND JAPAN(Japan)

フューレンコーディネートの視聴会

▼ FuhlenCoordinateの視聴会 (YouTube)

FuhlenCoordinateの視聴会です。

FuhlenCoordinateの出展オーディオ・ブランド

Aavik(Denmark)、Ansuz(Denmark)、Brodmann(Wien)、Davone(Denmark)、elipson(France)、 Fuhlen(Japan)、Gallo ACOUSTICS(U.K.)、OCTAVE AUDIO(Germany)、PIEGA(Swizerland)、 QUADRASPIRE(U.K.)

トライオードの視聴会

▼ TRIODEの視聴会 (YouTube)

TRIODEの視聴会です。

TRIODEの真空管アンプのMUSASIは、AB級プッシュプルで出力は100W+100W(8Ω)あるそうです。

TRIODEには、真空管300Bを使用したアンプもありますが、今回は、新製品の100W出力できるMUSASIが気になりますね。

今回のTRIODEの視聴会のメインは、MUSASIという真空管アンプだったと思います。

TRIODEのMUSASIというアンプは、真空管アンプながら、たった2本の出力管で片チャンネル100W(8Ω)という出力をたたき出している化け物的な真空管アンプです。

トランジスターアンプなら、100Wなんて何でもないことですが、真空管オーディオアンプにとなると100Wのアンプを制作するのは、簡単ではありません。

少しでも真空管アンプをかじったオーディオファンなら、100Wの真空管アンプを製作する難しさ直ぐに理解できるのではないかと思います。

出力真空管(KT-150)のプレート電圧は、何ボルトかかっているのだろう!と思われることでしょう。

MUSASIに採用されている真空管(KT-150)のプレート電圧は、なんと600Vだそうです。

600Vという大変高いプレート電圧になると市販に販売されている耐圧部品等は、ほどんど無く、トランスを含め、ほとんどの部品がMUSASIを製作する為に特注したそうです。

MUSASIのような100Wの出力できる真空管アンプを自作で製作するのは大変難しいので、流石、真空管アンプ専門メーカーだけあるといえます。

MUSASIは、100Wの出力もある真空管アンプなのにサイズのコンパクトさにも驚かされました。

MUSASIは、決して大袈裟な大きさのアンプではなく、普通の真空管アンプのサイズです。

今回、TRIODEの技術者が、たった2本(ステレオで4本)の真空管を使用して、オーディオ真空管アンプでは大変難しい高出力の100Wのアンプを製作したことは凄いことだと言えるでしょう。

MUSASIの音の好き嫌いはあると思いますが、 TRIODEの技術者の技術力の高さを感じました。

TRIODEの出展オーディオ・ブランド

coctail Audio(Korea)、CROSSZone(Japan)、DiDiT High-End(Netherlands)、JUNONE(Japan)、 KRONOS(Canada)、PSVANE(China)、SPENDOR(U.K.)、TRIODE(Japan)

オーディオ評論家 傅 信幸先生の講義(LUXMAN) つづく


others_tag
 
Site Search
 
全てのオーディオ・マスターファイルへ
▲このページのトップへ

Home >others >File No.79-9