File No.1-2 ようこそオーディオの世界へ!(コラム)

オーディオの世界(2)

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音楽という芸術

芸術は音楽だけとはいいませんが、良いオーディオで音楽を聴くとより音楽という芸術に近づけます。

この特徴は、絵画などの芸術とは異なるところです。

美術館で昔の芸術家が描いた絵画を見ることはできますが、どうしても絵の具を使用して 描かれているので描いた当初より色があせていたり、元の絵画を修正されていたりします。 それゆえに、描かれたいた時の芸術的なものの感覚か違いがでてしまうかも知れません。

また、オーディオ以外の他のメディア(テレビ、映画)などでも芸術を感じれますが、 画面を通して見た芸術は、どうしても縮小してしまうのは否めない感じがします。

これらのオーディオ以外のメディアでも十分に素晴らしい芸術を堪能するはできますが、音のみのオーディオの方がもっと芸術に近づけるような親近感があります。

音しか再現できないというオーディオのデメリットが、それが反ってより芸術に親近感がでてリアルに再現できるというメリットになっていると思います。

音は、大きさ(ボリューム)や音場再生など含め、現在最も再現性の良い素材といえるのではないでしょうか?

CDやレコードに入っている情報をスピーカーを通して聴く音は、音楽という芸術を100%再現できるとはいえませんが、芸術家の再現したい音のニュアンスなどがダイレクト伝わってきます。

もちろん芸術の解釈は、聴いている側の勝手な想像になりますが、それでも音楽という芸術を自分なりに解釈できます。

これは、知らず知らずの内に音楽のという芸術を自分に取り込んでいるということでしょう。

オーディオには音楽という素晴らしい芸術を、身近に手軽に自分に取り入れることができる素晴らしい特徴があり、これらはなかなか他では得られないオーディオ特徴で、それがオーディオというものを一層楽しいものにしているものだと思います。

オーディオは、タイムマシンだ!

オーディオは、過去の偉大な音楽という芸術を再現できる装置です。

過去の偉大な芸術家を、目の前に感じ取れる唯一の製品です。

私たちは、『ビートルズ』、『ローリング・ストーンズ』、『レッド・ツェッペリン』、 『ジミ・ヘンドリックス』、『マイルス・デイビス』をリアルタイムでは全く知りません。

しかし、オーディオの音を聴くことで、当時の状態や雰囲気をリアルに身近に感じるとることができます。

『モーツアルト』、『ショパン』、『ベートーベン』を演奏する芸術家の芸術を、オーディオで身近に感じれます。

またそれらを演奏する芸術家の音を聴くことで、記録ができない時代の『モーツアルト』、『ショパン』、『ベートーベン』などの芸術がどれだけ偉大かを肌で感じることが出来ます。

芸術が身近で堪能できるという

  

『こんな幸せなことはありません。』

これらは良いオーディオを通じて、ダイナミックでリアルな音を再現することで、音楽という芸術をより身近に感じとることができるようになります。

これらのことを総合するとオーディオというものは、一種のタイムマシンといえるのではないでしょうか?

私たちの身近なところにタイムマシンが存在することは、大変幸せなことだと思います。

一見、何でもないオーディオというものをタイムマシンと考えると、オーディオをよりいっそう楽しく深く感じれるのではないでしょうか?

オーディオは、人類の最高の傑作へ つづく



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