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オーディオとは
オーディオというものは大変不思議な家庭電器機器製品で、安価な製品から超高級という製品が存在します。
オーディオ製品は安価なものでは数千円から存在し、超高価な製品にいたれば数千万円もします。 安価な製品から超高価な製品の価格差が、なんと１０００倍以上もあります。 このような価格差がある民生機器は、おそらくオーディオ製品ぐらいではないでしょうか？ これらの安価なオーディオ機器も高級なオーディオでも、『音を再生する』>という基本的な機能の差はありません。
では、なぜオーディオにはこれほど価格差の製品が存在するのでしょうか？
オーディオはは『音を再生する』という基本的な機能の以上に、『良い音で再生する』ということが大変重要な目的が存在するからです。
ただ単に音を聴くだけなら安価なオーディオ製品でも十分に聴くことができますが、よりリアルな『良い音を求めていく』と、だんだんとグレードアップして高価なオーディオ製品を求めるようになっていきます。
それゆえオーディオはたいへん趣味性が高い嗜好物で、良い音を求めて追求していくと際限がありません。
なぜ、オーディオファンといわれる人たちが、オーディオに大きなお金をつぎ込んだり、オーディオに入れ込んだりするのでしょうか？
『オーディオが楽しいから』という理由は間違いないことですが、どうしてこんなにオーディオが楽しい趣味になるのでしょうか？
その理由は、オーディオには他の家電製品にはない性質をもっているからだと思います。
オーディオは、家電製品とは異なる
オーディオで、より良い音質を追求するということは、ただ単に良い音質のみを求めるだけではありません。
恐らく音質のみだけをオーディオに求めるだけなら、オーディオ製品に多くのお金をつぎ込む人は大変少ないでしょう。
オーディオは、他の家電製品と同じく電気を使用して利用することは同じですが、その性質は大きく異なります。
オーディオが普通の家電製品のように機能性・効率・便利さ求めるだけなら、真空管アンプやÅ級アンプなどの不便で非効率なものは存在しないでしょう。 ＣＤプレーヤーやメモリープレーヤーより遥かに不便なであるレコード・プレーヤーなどの存在も同じです。
なぜ、オーディオには不便で非効率なものが存在するのでしょうか？
その理由は、オーディオが他の家電製品では得られない性質をもっているからです。
この性質は、オーディオの音を通じて
『芸術家の芸術に身近に触れることができる』
唯一といえるぐらいの製品だからです。
オーディオで、より良い音質を追求するということは、芸術家の芸術に音を通して
『少しでも近づきたい！ 触れてみたい！』
という芸術好きのオーディオファンの要求からだといえます。
このオーディオ性質が他の家電製品と大きく異なるところで、他の家電製品に比べオーディオが楽しいところでもあります。
オーディオファンが少しでも良い音を求めて良いスピーカーや良いアンプ、良いレコード・プレーヤーを求めることは、自然な行動だと思います。
オーディオは、アーティストが心をこめて製作した音楽という芸術を、最高の状態で引き出す道具といえます。
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