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オーディオ用コンセントについて
オーディオ・アクセサリーで壁コンセントというものがあります。
オーディオ用のコンセントとして、音質が改善ができるというコンセントが多数販売されています。
コンセントは普通に壁についていますが、そのコンセントをオーディオ用コンセントに交換することで音質改善ができるというものです。
オーディオ用のコンセントは、3Pのコンセントが二段になっているのが普通です。
3Pのコンセントとは、普通の2Pの真ん中の下にアースの穴が付いたものをいいます。 オーディオ用でなくても3Pのコンセントは、家庭のエアコンなどに使用されているので普通に販売されています。

オーディオ用は、コンセント部のさす電極(導電板)の部分の面積を大きくして密着を良くするように設計されています。
電極の密着部のバネが強化されて、より密着できるようにしてプラグが抜けにくいように工夫されている製品もあります。
電極を密着を良くすると言うことは、コンセントの電極をケーブルコンセントの先の電極を密着を良くする事で、電流の変動や振動に強くして音質を改善するというものです。
オーディオ用のコンセントの価格は、数千円から数万円とさまざまなものがあり、高価なオーディオ用のコンセント密着部分の電極(導電板)には、金メッキやプラチナメッキ、ロジウムメッキされているものもあり、電極(導電板)自体をPCOCC(単結晶状高純度無酸素銅)のものも存在します。
また、オーディオ用のコンセントではありませんが、病院などの現場に用いられるためのJIS規格のホスピタル・グレードのコンセントといいものがあります。
コンセントをホスピタル・グレードのコンセントに交換すると、オーディオの音が良くなるということでオーディオ・アクセサリーとして人気があります。
それから、オーディオ用コンセントにつけるものとして、ジュラルミンやカーボンファイバーを使用した高級コンセントプレートが多数販売されています。
これらのオーディオ用壁コンセントやホスピタルグレードの壁コンセントは、本当にオーディオの音を良くしたり改善したりすることができるのでようか?
まず、ホスピタル・グレードの壁コンセントについて説明していきたいと思います。