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ポリマーワックスで保護することのメリット
ポリマーワックスでCDやDVDのを保護すると盤面にキズが付きにくくなります。
キズを付ける前に処理をしておくと、不注意で指紋を付けたり、落としたりしても傷が付き難くなります。
不注意により万が一盤面にキズが付いてしまっても、ポリマーでコーティングしていれば再生不能になるような致命傷なることはほとんどありません。
私の場合は、ポリマーでコーティングした後に落としてキズにができても再生不能になったことは一度もありませんでした。
ポリマーワックスでコーテングするということは、深いキズや頑固な汚れが付いて再生不能になる前に予防(保護)しておくというのがポリマーワックスです。 万が一汚れても簡単にふき取ることができ、薄いキズならもう一度ポリマーワックスでコーティングを施すだけで目立たなくすことができます。
ポリマーワックスで使用して盤面を保護することで、高価なCD-RやDVD-Rなどに施されているハードコートのようなものが自分で簡単に実現でき、いろいろなメディアに使用でき、もちろんハードコート仕様のメディアにも使用も可能です。
ポリマーワックスは研磨機でキズを修正するより、遥かに安全に盤面が保護できて1枚当たり保護するコスト(価格)は、最も安価な方法といえるでしょう。
ポリマーワックスは、もともと雨、風にさらされる過酷な条件の野外で使用される車のボディをコーティングする為に製造された製品で、一度コーティングで6ヶ月から1年に性能が持続すると言われています。
盤面に一度ポリマーコーテングしてしまえば、有害な紫外線を防ぎ空気や水分の浸入を防ぐことが出来るので、CDやDVDの耐久性を大幅に上げる可能性があります。
そのポリマーワックスを、ほぼ室内で使われるCDやDVDに使用すれば、もともと野外での使用を考えられた製品なので長期にわたるコーティングの性能の維持が期待できます。 ポリマーコーテング後に盤面が汚れても、そのまま上から何度も使用できて汚れをとる効果もあります。 高性能なコーティング剤に良くおこる症状として、コーティングが剥がれた時に跡になるようなことはありません。
そのことを考えればポリマーワックスをCDやDVDの盤面を保護することは、かなりのコストパフォーマンスのある製品だといえます。

現時点で、ポリマーワックスを使用して問題が発生しなかったものは、
『CD、DVD、DVD-R(RW)、DVD-R(RW)』
『DVD-RAM、Blu-ray Disc、BR-R(RE)、レーザーディスク』
その他、DVD+Rや複数層のBR-Rなど派生メディアなど、ほぼ全ての光学メディアに使用できます。 MOは取り出せない為にMOに使用したことはありませんが、MOなども問題はないと思います。
ポリマーワックスの保護の効果について(仮説)

盤面の表面にポリマーコーティングされるので、記録層や反射層に空気や水分を吸収しなくなるので、盤が腐食しにくくなり盤の耐久性が大幅に向上することが考えられます。
一度ポリマーワックスで処理されたCDやDVDは、盤面のポリマーの皮膜ができるのでキズが付きにくくなるのも特徴です。