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ポリマーワックスで保護する方法

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CDやDVDを保護する方法

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どのようにCDやDVDを保護すれば良いか

CDやDVDを保護する方法は、一度関連サイトの方で掲載させていただいた方法ですが、有用方法だと思いますので、あらためてこちらのサイト掲載させていただいています。

このCDやDVDを保護する方法は、完全なものいえるかどうかは分かりませんが、私自身10年以上前から実践してきた方法で、読み取りが不能になってしまうなどのトラブルなどは一度もありませんでした。

CDやDVDを保護する方法では、最も簡単で安価な部類に入ると思います。

オーディオアクセサリーなどで良く似た製品を見たことがありますが、高額な上で少量で安定した供給はできていないようで、使い果たしてもう一度購入する時には既に生産終了していて同じものの入手が困難な場合が多いようです。

私がCDやDVDを保護した方法は、車のコーティング剤(ポリマーワックス)を利用するというもので、オーディオ専用のものより、遥かに低価格で実現し効果の長期に渡り効果を持続できます。 またポリマーワックスは、市販の車のメンテナンス製品なので入手が容易なことも魅力的です。

ポリカーボネート

CDやDVDに保護層に使用されている素材は、ポリカーボネートというプラスチックです。 透明度が高く強度の高いということで、信号機などに使用されています。 ポリカーボネートは、大変便利で利用価値が高いプラスチックなので、あやゆるところで活躍している万能のプラスチックといわれています。 しかし、万能といわれるポリカーボネートですが表面に細かいキズが付きやすいというのデメリットがあります。 表面にキズが付きにくいポリカーボネートも存在すると思いますが、CDやDVDに使用されているポリカーボネートは、表面にたいへんキズが付きやすいというのは間違いありません。 CDやDVDを布で拭いてみれば、簡単にキズが付くのが分かります。

つまり

   

『CDやDVDは、表面に大変キズが付きやすい』

ということです。

キズのついたCDの画像
CDやDVDは、表面に大変キズが付きやすい(傷のついたCDの画像)

CDやDVDの表面にキズが付く

CDやDVDの表面にキズや汚れ付くと、レーザーの反射が弱るため読み取りが難しくなります。 CDやDVDには読み取りエラーを自動に補正するように設計されているので、少々の読み取りエラーでは修正するので再生に支障はきたしませんが、一定量以上にキズがついてしまうと音飛びや画像飛びがおこり、最悪の場合はフリーズや再生不能になってしまいます。

愛着のあるCDやDVDにキズがついて再生不能になることは大変残念なことです。 また、再生不能にならなくてもキズが付いているCDやDVDの盤面を見るのは気持ち的に良くありません。

  

『CDやDVDに、なるべくキズや汚れが付かないようにしたい』

  

『CDやDVDに、少々キズや汚れが付いても気にしなく良い方法』

   

それらを実現するのがポリマーワックスになります。

CDやDVDを保護を考えた経緯

CDやDVDは、少しの不注意で指紋を付けてたり落としてキズをつけてしまいます。

どんなに丁寧にCDやDVDに扱っていても、CD・DVDプレーヤーが故障する前にピックアップが盤面にあたりキズを付けてしまいます。 ブルーレイになれば、レーザー光の波長が短くピックアップが盤面に接触することが考慮されているので、必ず盤面とピックアップがあたると思った方が良いでしょう。

汚れたり指紋を付けてたとき布などで拭くと盤面にキズがしまい、気持的にも心理的に良くありません。

私は、CDやDVDの付着した埃などを直接布などを使用して拭かずに、カメラのレンズに使用するブロアーを使って埃を飛ばしていましたが、それでもちょとした不注意で指紋やキズを付けてしまいます。

どのようにしたらCDやDVDに指紋やキズが付きにくくする方法はないかと考えていた時に、車のコーティング剤が使えないだろうかと考えました。

実験的に車のコーティング剤を使用したところ、指紋やキズが付きにくくなり再生して全く問題ありませんでした。

その時のコーティング剤がポリマー系で、それからほとんどの光学メディアポリマーワックスを使用するようになりました。

レーザーディスクも多数所有していたので、レーザーディスクにもポリマーワックスを使用しましたが、全く問題なく再生できました。 (レーザーディスクの保護層はCDやDVDのようなポリカーボネートでなく、水分の吸収しやすいアクリルですが問題はありませんでした。)

最初に使用したポリマーワックスと現在使用しているポリマーワックスの画像
最初に使用したポリマーワックスと現在使用しているポリマーワックス

現在販売されているのは、

    

スリーエム(3M) ポリマーワックス 液体 473ml 38026

     

です。

初めに使用していたポリマーワックスは現在生産販売終了しているので入手できませんが、それに代用できるポリマーワックスは販売されています。

何個かの車のコーティング剤を試した結果、コーティング剤であれば何でも良い訳ではなく、あるポリマーワックスを使用すれば盤面が曇るもの存在したので注意が必要です。 現在私が実際に使用して、盤面が綺麗になると感じたポリマーワックスは

    

『AURIホワイトポリマーワックス』

   

でしたが、現在は          

『スリーエム(3M) ポリマーワックス 液体 473ml 38026』

    

を使用しています。       

車のコーティング剤はいろいろと販売されていますが、深い光沢や盤面の滑らかさなど考えると価格も含めこの『ポリマーワックス』が一番良い感じがしました。

他にもっと性能的に優れた製品が存在するかも知れませが、現時点では簡単に入手できることから考えるとベストな選択だと考えています。

ポリマーワックスで保護することのメリット     つづく




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