File No.33 / 03
『メモリーカードの高音質モデル』の音質につてのコメント
現在は、インターネットの普及でいろいろな製品の評判を簡単に調べることができます。
それは製品を販売しているサイトで、製品の評価をコメントができるようになっており、それを誰でも回覧できるようになっているからです。
それらのコメントを見るとS社の『メモリーカードの高音質モデル』の非常に評価が高いことに驚かされました。
しかし、よくコメントを読んでみると、ほとんどが冷やかしのコメントです。 中には真面目に良いというコメントもあるようですが、真意は不明です。
『メモリーカードの高音質モデル』に冷やかしのコメントが多いのは、S社に期待していたオーディオファンの無念さを感じが伝わってきます。
海外では
『宇宙史上最も馬鹿げた製品』
と酷評もあるようです。
製品の評価のコメントには万全の注意をしなければなりません。
非常に良いというコメントに対しては、特に注意しなければないません。
コメントの高い評判は売上に直結してくるので、何らかの理由で操作される可能性が十分にありえます。
それからメーカーとズブズブの関係のある情報サイトにも注意する必要があります。
ネットの情報は、厳しい意見から推察する方が良いかも知れません。

S社にしては、発想が貧弱では
メモリーメディアによる音質差は、オーディオは精妙なものので確かにあると思います。
しかし、かつてディジタルオーディオのCDを世界に広め、世界規格までにしたS社にしては『メモリーカードの高音質モデル』は、発想があまりにも貧弱ではないかと思います。
かつてS社の技術集団であれば、S社のオーディオ機器がメモリーメディアの音質差を吸収して全てのメディアで安定した高音質を提供をすることを考えるでしょう。
かつてのS社は、世界のトップレベルのオーディオ製品を開発できる実力をもっていたので、それぐらいのことは簡単にやり遂げたと思います。
なぜ、オーディオ製品の個体に安定した高音質求めず、外のメモリーメディアに高音質を求めるのは、S社の技術力からすれば寂しいことです。
S社の魂を込めて製作したものが、メモリーメディアとは到底思えません。
いまだに信じられない。
S社が『メモリーカードの高音質モデル』を通常のメモリーカードよりも6倍のする価格で発売したことが、私は今でも信じられません。
若い人のS社のイメージは、コンピュータゲームの企業や、毎年赤字の家電メーカー、リストラ会社、あるいは会社が赤字なのに外国人CEOに、億単位の報酬を払い一切の成果出さなかった不思議な会社ぐらいしか考えていないでしょう。 そのようなイメージのS社から『メモリーカードの高音質モデル』が発売したことには、何ら不思議に感じないのかも知れません。
しかし私は、S社が世界に向けて家電・オーディオ製品でどれだけ功績の残した企業であるか知っています。
かつてのS社の製品は、他の家電メーカーに比べて先進性とオリジナル性があり、常に技術的にリードしていました。 それらのことから家電メーカーには珍しいことですが、世界中に多くのS社のブランドの製品にファンがいました。
またS社は、理系大学出身者の就職先として憧れの企業でもありました。
それぐらい世界の憧れるぐらいの高い技術力をもつ企業のS社が、オカルトといっても反論できないような『メモリーカードの高音質モデル』を発売したことが、私の中ではいまだに信じられません。
『メモリーカードの高音質モデル』、本当にS社の製品だろうかと疑いたくなります。