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オーディオでオカルトを完全に否定しているのではない。
私は、オーディオにオカルト的な要素を完全に否定している訳ではありません。
オーディオには、少しの遊びがあっても良いと考えており、オカルト的な要素もオーディオを楽しくするものだと考えているからです。
しかし、オーディオがオカルトがメインになり、本来の高品質な製品の製作がなおざりになってしまうことには断然反対です。
これでは本末転倒になり、良いオーディオの道を閉ざしてしまうからです。
今回のS社の『メモリーカードに高音質モデル』は、通常のメモリーカードの価格の6倍が付いていることは、少しの遊びの領域を完全に超えているように思います。
同じ機能のものに大きな価格差を付けることは、商品を購入する消費者に向かって、あいまいな説明では許されません。
『音が良くなることもあるだろう』
の説明ではダメなのです。
『こういう構造で理由があり、音質アップを達成できました。』
という正確な説明が必要です。
機能を正確に説明が出来ない製品は、怪しいオカルト製品と判断されても反論も出来ないことだと思います。
S社は、『メモリーカードの高音質モデル』の登場させることには、それ相当の説明が必要であると思います。
それがない限り、『メモリーカードに高音質モデル』は、オカルト的な怪しい製品であると疑われても仕方がないと思います。
S社には本来の実力を発揮して欲しい
S社は世界で最も有名な日本の家電メーカーといえ、S社ブランドの家電にはたいへんな数のファンがいます。
今回、S社が『メモリーカードの高音質モデル』を発売したことで、世界的中でかなりのところからこのメモリーカードについて批判があります。
憧れの企業で信頼しているS社から、オカルト的な要素のある『メモリーカードの高音質モデル』を発売して欲しくなかったものだと思います。
S社にはオカルト製品を製造するよりも、正真正銘の技術力のS社のかつてのような製品で勝負して欲しいと思います。

S社の製品の好きな世界中のファンが、本物のS社の技術力のあるオーディオ製品を心から求めているものだと思います。
もう一度、かつてのような技術に優れたS社のオリジナル・オーディオ製品を発売されることを心から希望いたします。
おわり