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災害対策のためアナログ放送を確保して欲しかった。
ディジタル放送は、アナログ放送に比べて画像がにじむ現象のゴーストなどがなく、大変綺麗に放送を見ることができます。
しかし、ディジタル放送では電波が受信できるレベルが少しで下がると全く映らなくなってしまいます。
アナログ放送は、ゴーストなどの問題がありますが、受信レベル少々下がって、画面が乱れたとしても、とりあえず何が映っているか確認することができます。
特にアナログ放送で音声までが聞けなくなることは少ないと思います。

デジタル放送は、通常時にはアナログ放送に比べて優れていることが多いですが、災害などの緊急時には全く使い物にならなくなる可能性が大いにあります。
テレビ放送が、地上波ディジタル放送に切り替わるのにあたり、最低限1チャンネルだけでも災害時の緊急な時に備えてアナログ放送を残していて欲しかったものだと思います。
放送B-CAS(ビーキャス)カードは、利権ではないだろうか?
放送B-CAS(ビーキャス)カードは、消費者のために導入されたシステムではありません。
ある特定の企業が、放送B-CAS(ビーキャス)カードシステムによって努力なしに利益を獲得する利権システムしか考えられません。
放送B-CAS(ビーキャス)カードのシステムが導入されるには、テレビ機器メーカーである大手の家電メーカーの全面的な協力が必要になります。
普通であれば全てのテレビ機器メーカーは、消費者にとって不便な放送B-CAS(ビーキャス)カードのシステムの導入を検討し反対するべきであったと思います。
全てのテレビ機器メーカーの反対があれば日本独自規格の放送B-CAS(ビーキャス)カードのシステムは導入できなかったでしょう。
しかし、消費者にとって不便といえる日本独自規格の放送B-CAS(ビーキャス)カードが日本国内で導入されるようになりました。
普通では考えられないことです。
ここには、大手の家電販売メーカーと利権に絡む何らかの政治的な取引があったと考えられます。
放送B-CAS(ビーキャス)カードは、決してテレビ放送を見る消費者の為に導入されたものでなく、一部の大手の企業が得する利権から生まれたシステムだといえます。
放送B-CAS(ビーキャス)カードの導入については、いろいろ最もらしい説明があると思いますが、根底には必ず利権というも存在するに違いありません。
結局のところ放送B-CAS(ビーキャス)カードは、消費者の為に生まれたものではなく、利権から生まれた産物だった考えられます。
放送B-CAS(ビーキャス)カードは、日本独自の大変残念なシステムの一つだと思います。