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消費者が求めるものを提供しなくなった企業は、必ず衰退する。
ほとんどの人が光記録メディアを購入するとき、日本製(太陽誘電)の光記録メディアを手にするもです。 『日本製』という信頼で購入するものだと思います。 それだけ求められている製品を終了するのは、無謀に思えてなりません。
企業収益の悪化が理由であれ、消費者が求めるものを提供しなくなった会社は必ず衰退していきます。
かつての日本の大手のオーディオ・メーカーの衰退の原因は、人件費や材料コストではなく、信頼性がある品質の良い製品を提供できなくなったことだと思います。
このことを考えると太陽誘電の日本製光記録メディアの終了は、企業の衰退が予想されます。
企業としては海外生産のOEMなどで、何とかなると考えているだろうと思いますが、消費者の信頼を裏切る会社には未来はないと思います。
企業経営の中に『高品質な製品の提供するという理念』がないので、何れ企業価値が下がっていくでしょう。
これは、企業のかかげるすばらしい経営理念の祝詞の言葉だけでは全く意味がありません。 実際に高品質な製品の提供してこそ、企業の実になり花になっていきます。
今、大手の日本の家電メーカーの経営不振から良く解るのではないでしょうか。
日本製の光記録メディア復活にクールジャパンを活用しよう!
太陽誘電がCD-R/DVD-R/BR-Rなどの光記録メディア事業から撤退することは、日本製メディアがなくなってしまうことになります。
日本製の光記録メディアがなくなると、これでの日本の光記録メディアの開発技術や工場での生産技術、雇用まで失われることになります。
それだけではなく、日本で生産している光記録メディアに関連する機器などの発展も阻害してしまう可能性があります。
日本の光記録メディア事業から撤退が、将来にわたり日本の工業界に大きな損失を与え日本全体にとって大きな損失になりかねません。
太陽誘電がCD-R/DVD-R/BR-Rなどの光記録メディア事業から撤退から、日本の工業の将来、技術・雇用の問題に大きく発展していく可能性は十分にありえます。
これは、日本の工業の発展に将来にわたり影響を与えてしまいかねません。
そのことを考え
『日本の光記録メディアの復活・再生に』
経済産業省が推進するクールジャパンに訴えることができないでしょうか?
最近クールジャパンは、一民間企業の海外進出に大きなお金を提供しています。
そのような海外で展開する一民間企業は、日本の雇用にはほとんど貢献することはないので日本の工場を残した方が日本の産業・雇用に大きな貢献ができると思います。
日本の光記録メディアが残ればそれに関連企業が残り、今後の日本の産業の発展が期待できるからです。
日本国内での産業の発展は、日本の雇用問題を大きく改善していくことになると思います。
経済産業省が推進するクールジャパンに、
『日本の光記録メディアの復活・再生に協力を要請してほしい』
と思います。
この経済産業省が推進するクールジャパンが本当に日本の機関であれば、日本の光記録メディアの復活・再生に必要な資金調達に快く協力してれると思います。
日本の産業の発展を推進し日本の雇用確保することこそが、
『日本の経済産業省が推進するクールジャパン』
の目的・役目といえるのではないでしょうか?