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『Kind of Blue』昔の日本盤(3200円)CDの音

So-What-『Kind of Blue』の日本盤(3200円)CDの音サンプル(Tascam DR-40使用)
Freddie-Freeloade-『Kind of Blue』の日本盤(3200円)CDの音サンプル(Tascam DR-40使用)
昔の『Kind of Blue』の日本盤(3200円)CDです。 裏ジャケットにバーコードが印刷されているので一番初期に発売された日本盤CDではないと思いますが、恐らくCD盤自体は最初に発売されたCDと変わらないのではないかと思います。
このCDには、まだSBMが施されてないCDだと思います。
新しくリマスターされたCDのように奇麗な音場を持った解像度が高く音の分離が良い音ではありませんが、それがない分、音が素直で無理をしていない感じの音に聴こえます。
高音のヒスノイズが少ないので、高音のノイズを目立たなくするための処理をしているかも知れません。
全体に音の雰囲気はアナログの音に近い感じですが、高音のヒスノイズが抑えられているところがアナログの音と違いがあります。
現在のリマスターCDの奇麗な音場の音が好きな人には、このCDの音は古臭い音に聴こえるかも知れません。
この昔の日本盤CDの音は、アナログレコードの音と同じとはいえませんが、昔のアナログの音の雰囲気が残っているので、昔の音の雰囲気を楽しみたい方には良いと思います。
『Kind of Blue』日本盤CD(SBM)の音

So-What-『Kind of Blue』の日本盤(1800円)CDの音サンプル(Tascam DR-40使用)
Freddie-Freeloade-『Kind of Blue』の日本盤(1800円)CDの音サンプル(Tascam DR-40使用)
日本盤(1800円)CDで、価格が安くなったときのCDでSBMでリマスターされたCDだと思います。
滑らかな音場が少し加わったきれいな音質です。
解像度は、SONY USA(SBM)のCDの音ほどではありませんが、日本盤(3200円)よりも良くなった感じがします。
ちょうど現在の新しく発売されたリマスターCDと昔の日本盤(3200円)の音の中間をいくような音で、あまり特徴のない音だともいえます。
日本盤(1800円)CDは、音にこれという特徴がないことが自然な音に聴こえ、良いかも知れません。
普通のジャズを楽しむ方が無理して手に入れる必要はないCDだと思います。