File No.52 / 02
アナログレコードとCDの音の比較(1)
オーディオファンにアナログレコードの音の魅力を知るには、実際にアナログレコードを視聴してみるのが一番良いことだと思いますが、初めてのアナログレコードに興味をもったオーディオファンには、アナログレコードを再生するために多くのオーディオの機器を揃えないといけないので、少々敷居が高いように思います。
そこで部分的ではありますが、アナログレコードのサンプル音源というものを用意してCDの音を比較できるようにしました。
アナログレコードとCDの音の比較といっても、アナログレコードを一度ディジタル化されているので違いが解りにくいかも知れません。
一応、参考程度としてお考えください。
音源にはレベルを細工して統一していないので、ボリュームを調整してレベルを合わして視聴すると違い解りやすくなると思います。 (音にはレベルが高い方が、良く感じる特徴があります。)
サンプル音源は、裁断していますので、曲として楽しむことは出来ませんので、ご了承お願いいたします。
また、無理やりアナログレコードの音が良いと考える必要は全くございませんので、サンプルの音を素直に評価していただければ良いと思います。

シンディ・ローパーのアルバム『She's So Unusual』の初期の日本盤CDです。
シンディ・ローパー / She's So Unusual 日本盤CD(1)
シンディ・ローパー / She's So Unusual 日本盤CD(2)
ヘッドホンで視聴すると少し低音が多めに感じられますが、スピーカーでは低音多さはさほど気になりませんでした。
普通のクオリティのCDの音で、少しレベルか高いぐらいという感じで特徴はありませんが、新しくリマスターされたCDとは大きく違いがあると思います。

シンディ・ローパー / She's-So-Unusual 日本盤LP(1)
アナログレコードは、低音とボーカルのバランスが良いように思います。
シンディ・ローパー / She's-So-Unusual 日本盤LP(2)
アナログレコードは、演奏の中にボーカルが浮かび上がる感じが良く表現されているように思います。

CyndiLauper - She's So Unusual USA CD(1)
CyndiLauper - She's So Unusual USA CD(2)
日本盤CDとクオリティの差はありませんが、少し高音よりの感じのバランスです。
ヘッドホンで視聴するとUSA盤CDの方が良く聞こえるかもしれませんが、スピーカーでの視聴では、ほとんど優劣はありません。

Cyndi Lauper - She's-So-Unusual USA LP(1)
USA盤レコードは、日本盤LPレコードとはCDと同様にバランスが少し違う感じがあります。
Cyndi Lauper - She's So Unusual USA LP(2)
日本盤アナログレコードとは少し音のバランスが違いますが、音の優劣は付けれないように思います。