File No.39 / 05
Complete Village Vanguard Recordings 1961(輸入盤3CD)

レーベル: Riverside
ASIN: B000AMJEKA
EAN: 0025218444323
WALTZ FOR DEBBY Take1-Complete Village Vanguard Recordings 1961(輸入盤3CD) 《Tascam DR-40使用》
WALTZ FOR DEBBY Take2-Complete Village Vanguard Recordings 1961(輸入盤3CD) 《Tascam DR-40使用》
ビル・エヴァンスファン待望のビル・エヴァンス・トリオが1961年にヴィレッジ・ヴァンガードに出演した時のライヴ演奏は『WALTZ FOR DEBBY』と『Sunday At The Village Vanguard』にその大半が収録をしたもの。
このCDは、『WALTZ FOR DEBBY』のアルバム録音の時のライヴ演奏を無編集で収録されています。
このCDは、演奏の途中が途切れる部分も収録されているので、このような音源を聴くのがはじめての方は、驚かれると思います。
ビル・エヴァンスの傑作『WALTZ FOR DEBBY』の名盤が、この音源から製作されていることを考えると大変貴重な音源といえます。
このCDを聴くと、当時のライヴの雰囲気が味わえ、傑作の『WALTZ FOR DEBBY』が製作されたライヴを鑑賞している感じが最高に楽しめます。
途中停電の為に音が途切れるところをそのまま収録されているのを嫌うファンの人もいますが、私はこのよなうな無編集音源の方が当時の録音エンジニアの様子がリアルに想像でき、逆に良く感じました。
現在と違い失敗は許されないオープンリールを使用して、大変緊張感の中で最高の録音をしようと録音エンジニアの様子が想像できるのが最高です。
アルバム『WALTZ FOR DEBBY』の方が、作品としての出来栄えや、まとまりがあるのは間違いありませんが、そのアルバムの歴史的なライヴ音源を鑑賞できるこは、ビル・エヴァンスファンにとって幸せだと思います。
私は、このCDの音源を聴くことで、ビル・エヴァンスのアルバム『WALTZ FOR DEBBY』がより好きになりました。
Complete Village Vanguard Recordings 1961(輸入盤3CD) の音は、繊細な音というよりも、少し荒い音の感じがしました。
このCDを編集していけば、自分だけのオリジナルの『WALTZ FOR DEBBY』が製作できるので挑戦して見るもの良いかも知れません。
同音源でLPレコードも発売されているようですが、今回は予算の関係で購入せず。 予算があればLP購入してCDと音の差を聴き比べたいと思います。

『WALTZ FOR DEBBY』日本盤紙ジャケットCD(UCC-9201)

ユニバーサル
UCC-9201
WALTZ FOR DEBBY Take2(UCCO-9201)《Tascam DR-40使用》
WALTZ FOR DEBBY Take1(UCCO-9201)《Tascam DR-40使用》
このCDは、詳しくは分りませんが3枚組CDになった1枚のCDです。 3枚組CDの1つCDが欠品していたので、たいへん安く購入しました。
新しいユニバーサルのCDで、解説書の方ににDSDの説明が掲載されていたので、新たにDSDリマスターされたものだと思います。
近年、ユニバーサルから販売されているUSA盤の『WALTZ FOR DEBBY』は、DSDリマスターされたものの可能性があると思います。
DSDリマスターの特徴なのか低音が拡大されたような非常にダイナミックな音がするように思いました。