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AIとマイクロチップ
AIが普及し、人類とAIとの関係が社会において普遍的な関係になってしまうと、全ての出来事、予想、医療分野におけるまで、人類はAIを頼りにして生きていくことが余儀なくされてしまいます。
人は、AIの便利さから、決して離れられなくなってしまうということです。
携帯電話のアイフォーンやスマートフォーンを一度でも所有すると、生活環境で手放せなくなってしまうのと同じように、AIが生活環境の中にに必然に感じられてしまうのは当然の成り行きなのかも知れません。
そのような状況から様々なことをAIを活躍させることが、人類を最も豊かにし幸福にできるという人達が必ず現れてきます。
次世代の人たちは、生まれた時からAIに親しんで生きてきているので、AIに関して疑問などもつことなど考えることなく、AIと生活は一心同体になっていることが普通になります。
その若い世代の考えを上手く利用することで、AIをこれまでにないような生活環境に深いところまで浸透させることを求めてくる人たちが登場してくると思われます。
例えばAIと繋がったマイクロチップを人体に埋め込むことで、病気の予防を促進することや、マイナンバーのような個人資産などのいっさいの情報を一元的に管理するシステムを構築をすることを提唱してきます。
人にマイクロチップをインプラントすることで人とAIを繋げることこそが、より人類は幸福になり便利になるという理由から、マイクロチップは浸透していくものだと思います。
AIが発展していくにつれて、より便利さを求めて人体へのマイクロチップの導入へと進んでいくものだと思います。
マイクロチップの進化
AIの発達と共にマイクロチップも、進化していくことが予想されます。
人体に直接インプラントをして利用するマイクロチップが、初期のうちはマイナンバーのような管理や健康管理などの用途であったのがより進化して、人の頭脳にインプラントすることで人類は、今までにない能力を得ることができるようになる可能性があります。
人間の頭脳にマイクロチップを入れることで、語学を習得したり、難しい学習などを習得できるようになるかも知れません。
また、マイクロチップによってバーチャルリアリティの世界を堪能することで娯楽を得ることも可能になるでしょう。
オーディオも頭の中で構築でき、音楽を聴くことも全て頭の中で処理ができるようになることでオーディオ機器というものが必要なくなるかも知れません。
人体にインプラントしたマイクロチップとAIを連動させることで、人類は、かつてなかった能力を得ることができるようになります。
このようなAIとマイクロチップを連動させた利用方法は、社会から多くの反感もあるかも知れませんが、AIとマイクロチップを連動させる方法を強く支持する企業やグループが登場し、強力に推進されていくことが予想できます。
それらの企業やグループが、マイクロチップの導入が人類に役立つことの優位性を見せるために様々な活動をしていきます。
高収入のエリート社員にマイクロチップを導入したり、マイクロチップのインプラントした芸能人、音楽家、学者など、様々な人を利用したプロパガンダが行われ、マイクロチップの素晴らしさを過激にアピールしていくことでしょう。
巨大な資金を投下して政治に働きかけ、インフルエンザワクチンのようにマイクロチップの導入を義務化するかも知れません。
マイクロチップを導入しないことは、社会に適合しない人だというようなレッテル張りをすることで、いかにもマイクロチップの導入することこそが社会に貢献するような社会的な空気をつくりだします。
マイクロチップを導入することによって、人類への悪影響などの様々な問題点の議論は、だんだんとなおざりになり、社会はマイクロチップ導入ありきで進んでいくことでしょう。
新しい物を導入することのリスクを深く考えない現在社会の延長線上にある未来では、AIとマイクロチップによる危険性を深く考えてから導入を検討することよりも、マイクロチップを導入していくことへと先走って進むことは目に見えています。
AIが発展すればするほど人体にマイクロチップを埋め込むように方向に社会が進んでいくことは、間違いないことでしょう。
AIの発展の次の段階の人体にマイクロチップを埋め込むことに、ある意味恐怖を覚えないではいられない思いです。
未来の人たちには、マイクロチップを拒む権利すら持ち合わせていないかも知れません。
私たちが未来の人たちに対しての責任は、大変重いものになるでしょう。
マイクロチップについて
インターネットの情報の中にはマイクロチップを利用することで、様々なことが可能になり全てをコントロールできるというような誤解があるので掲載しておきます。
マイクロチップは、ネットで出回っている情報のようにマイクロチップによって全てをコントロールできるようなセンセーショナルなものではなく、現在の実用化されているマイクロチップは、病気を治したりするような機能はありません。
現在、実用化されているマイクロチップは、外部から基本的に識別ナンバーを読み取るのがメインになっており、マイクロチップの機能としては乏しいものです。
現状のマイクロチップの機能は、スーパーのレジでバーコードを読み取ることによって商品情報を得るような機能になっています。
人体の中に入ったマイクロチップには、コイルが入っており外部から電磁誘導などでコイルに発電させその電力を利用して、あらかじめ決めていた(コード)数値を微弱な電波で発信するようになっています。
そのコードの入った微弱な電波を外部センサーで読みとることで、識別ナンバーを読み取るような構造になっています。
人体にマイナンバーを埋め込んだようなもので、そのナンバーによって人を識別するのに利用します。
そのことを考えるとマイクロチップというのは、かつて牛に刻印をして牛を識別していたのと方法と大変よく似ていると思います。
家畜の牛に刻印していたのを、マイクロチップと形を変えて人に刻印するようなものです。
テレビなどでエリート社員がマイクロチップを埋め込んで喜んでるのを見ると、よくまあ牛のように識別されることを喜べるものだなと思ってしまいます。 (まあマイクロチップを推進している企業が、プロパガンダで流しているものだと思いますが。)
現状のマイクロチップと言うものは、ナンバーで人を識別するぐらいと考えてもらえば良いと思います。
また、現状ではマイクロチップで何かを処理するのではなくて、マイクロチップのナンバーの情報をコンピュータに取り込み、その人が行動したことをコンピュータの外部メモリー(ビックデータ)に保存すると言うものです。
AIが進化の過程で、マイクロチップの高度化が進んでいくことは間違いないでしょう。
初期のマイクロチップでは、外部メモリーで保存したデータをAIで分析する方法に使用されますが、第二段階ではAIからマイクロチップへデータを送信し、マイクロチップからデータをAIにデータを返せるように相互受信が可能になります。
さらに第三段階に進化していくと、マイクロチップを人の頭に入れることで、人の頭脳とマイクロチップを連動させてAIと相互受信ができるようになります。
マイクロチップは、その名の通り非常に小さなチップなので大きな電力が扱えません。
よってマイクロチップ単体では大きな仕事をさせて何かをコントロールするようなことはできないのですが、マイクロチップと人の脳神経を連動させることにできるようになると話が違ってきます。
マイクロチップと人の脳神経を連動させることができれば、僅かなエネルギーで様々な仕事ができるようになります。
例えばAIから送信されたデータで、様々な映像や音楽を再生したり、人の脳神経の中の僅かな電気を感知してAI送信することで、人の体調を調べたりすることができるようになります。
ここまでくると映画マトリックスの世界になりますが、マイクロチップの発展と進化すると必ずマトリックスの世界へ進んでいくことが予想できます。
マイクロチップの単体での進化はなく、必ずマイクロチップの進化にはAIの進化と人の頭脳をコントロールすることが重要になってきます。
AIとマイクロチップと人の頭脳の連動が達成した時点で人は、既に人ではなくなってしまい、人類は新たな未来を送らざるえなくなるでしょう。
政治の腐敗が、AIを神格化へと進める つづく