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復活したTechnicsへの切実な希望
現在、日本のオーディオは、かつてのような活気が無くなっています。
その理由として考えられるのは、日本国内の企業の各社がオーディオを自社生産しなくなったことが上げられます。
このためにオーディオファンが、適当な価格で高品質なオーディオを手に入れることがたいへん難しくなりました。
現在、高級なオーディオ製品は、いくらでも存在しますが、価格に相応した製品はたいへん少ない状態です。
このような状況でオーディオ市場が、潤うことが期待が出来ません。
もう一度、日本のオーディオ機器が活気があった時代のように、スピーカー:59800円、オーディオアンプ:79800円の手ごろな価格で高品質なオーディオの製作にTechnicsに大きな期待があります。
高級だけのオーディオなら、海外のオーディオメーカーでもガレージメーカーでも製作することができます。
日本の大手の家電機器メーカーしかできない、価格に対して遥かに高品質なオーディオを製作することが、他のメーカーとの差別化ができて支持されるものだと思います。
Technicsが復活しても、価格相応なオーディオ製品では面白みが欠けます。
価格相応な高価なオーディオ製品は、Technicsのオーディオでなくても他に多く存在するからです。
大手は企業は大手の企業しか出来ないもの、価格以上の高品質な製品を製作することに意味があると思います。
高級なオーディオは、高品質な普及オーディオ製品の後からでも十分に展開できます。 普及オーディオ製品が高品質のメーカーあれば、そのメーカーの高級品はより期待できるようになります。
他の企業に出来ない高品質な普及オーディオ製品を展開するこをを、復活したTechnicsには目指して欲しく、Technicsにはそれができる潜在的な大きな力をもっている企業だと思います。
復活したTechnicsには高級オーディオの展開よりも、是非、高品質な普及オーディオ製品の開発を切実に希望しております。

本物のTechnicsの復活を
オーディオファンにとってTechnicsの復活は、たいへん嬉しかったことだと思います。
しかし、昔のオーディオを知っている私にとって、このTechnicsの復活はまだ本物の領域に達したとはいいがたいように思います。
他の誰にもまねのできない高音質の領域に達した、本物のオーディオのTechnicsの復活を心から望みます。
おわり
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